スワップ金利逆転 簡単な例
豪ドルの買いでスワップ金利が支払いになるなど不思議な現象が起きていますね。スワップ金利がここ数日異常な変動をしている事について何件か質問を頂きました。難しい説明はいろんなブログやHPで行われているようですので、ここでは少し簡単に説明させて頂こうと思います。
原因は、「米ドル不足」です。
通貨運用には2種類の市場があると考えてください。通貨の値を決める外為市場と金利を決める短期金融市場です。私達がFXで売買する時に関係するのは外為市場です。今回スワップ金利逆転現象を招いたのは短期金融市場の大混乱なのです。
短期金融市場での金利は、通常であれば政策金利を中心に0.1%とか0.01%とかの小さな動きをします。今回は、異常事態により米金利が通常2%程度なのに10%を超える水準まで上昇したのです。豪ドルの政策金利が6%と高くても一時的に米ドルの金利がそれを上回る状況となったのです。
日本円ー豪ドルの取引は、実は米ドルを仲介して行われています。日本円ー豪ドル=日本円ー米ドル→米ドルー豪ドルという流れで実際は売買されています。日本円が直接豪ドルに交換されている訳ではありません。そのために、米ドルの混乱がそのまま日本円ー豪ドルに波及してしまったのです。
では、米ドルがなぜ混乱したのでしょうね。
米ドル金利は「米ドルを欲しがる人=需要」と「米ドルを売りたい人=供給」の力関係で決まります。通常の状況ならば、この関係は平穏で政策金利近辺の軽い動きですみます。今回は、リーマン杜の倒産などにより「米ドルを売りたい人」が減り、「米ドルを欲しがる人」が米ドルに買いを沢山いれてしまったのです。米ドルは世界の貿易などの主要な決済通貨です。無くなると非常に困る人が世界中に沢山いたため、買いが殺到する事態となりました。
調度、米が不作の時に、米の値段が釣り上がって大混乱となる「米騒動・米不足」によく似た事態が起きていたというわけです。
米不足は米の値段を高騰させます。米ドル不足は米ドル金利を高騰させることになります。なぜ、為替市場で米ドルが高騰しないのか不思議に思う方もいるかもしれません。これは、単純な「米ドルの自体の売りと買い」だからです。日本円から米ドルに交換するという為替の市場の動きとは別の世界であるためです。最初に「別に市場」と言ったのはそういう意味もあります。
以上、わかり易く解説したつもりですが、・・余計わからなくなったらすみません。

こんにちは
くりっくまです。
米の状況は、かなり異常な状況が続いているという事です。現状、円安に戻してはいますが、今後も油断は出来ない状況が続きそうです。スワップ金利の逆転自体は、いずれ元に戻るでしょう。こういう時は、あまり動かないのがやはり正解だと思う次第です。
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「リーマンが倒産するとどうしてドルを売りたい人が減り、買いたい人が増えるのですか?」
メール返信がうまく出来ないのでここに書かせて頂きますね。
・・・ これは、こういう理屈です。
上記で言えば、リーマンは米の販売業者=米ドル供給業者の一つだったわけでず。
米の販売業者が潰れると、今までそこで米を買っていた人達はどうするでしょうね。
・・他の業者に米を買いにいきますよね。それを見た既存の客は「米を確保しないと無くなるかもしれない」と思ってしまいますね。
リーマンは、大手の業者ですので、その顧客数も多く、その影響が大きくなります。
(*^。^*)
という感じです。
上記の、リーマンが倒産すると売りたい人が減り・・を売る人が減り・・と言い直したほうがいいかもしれないですね。
私の書き方がいまいちですみません。
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